マイクロソフト「Azure」はクラウド市場の覇者になれるか

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マイクロソフト 第4四半期決算発表 EPS、売上高ともにOK!

マイクロソフト(ティッカーシンボル:MSFT)の第4四半期決算は

・EPSが予想79¢に対し83¢
・売上高が予想252.9億ドルに対し260.7億ドル
・売上高成長率は前年比+1.5%

プロダクティビティ&ビジネス・プロセス部門売上高は+10%(為替要因を除くと+12%)
インテリジェント・クラウド部門売上高は+8%(為替要因を除くと+10%)
モア・パーソナル・コンピューティング部門売上高は-5%(為替要因を除くと-4%)

モバイル機器事業を切り捨て、Office 365やAzureといったエンタープライズ・ソリューションに焦点を絞ってきました。
クラウドビジネス(Azure)で圧倒的に巨大なAmazonのAWSと競合しながらも最近の四半期で伸びを見せています。

Azureの売上は対前期比116%増(Azure以外のサーバー製品は8%増)
Officeビジネス売上は対前期比5%増、消費者売上は8%増
その他のMicrosoftのモバイル事業は、方針転換の結果72%の大幅ダウンとなりました。
Surfaceビジネスは前年同期比38%増でした。

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アマゾン・マイクロソフト・グーグルの三つ巴 「クラウド市場の覇者」は誰か?

ジェフ・ベゾス率いるアマゾンが2006年、「AWS(アマゾン ウェブ サービス)」という賭けに出て、一気にクラウド業界を食い尽くしてしまっています。
賭けは大成功し、100万人を超えるユーザーを集め、AWS単体の営業利益でアマゾン全体の黒字を支えるまでに成長、他を圧倒して首位を独走しています。
「AWSを利用すれば、ITビジネスを立ち上げるのはレゴを組み立てるように簡単」という売り文句にあるように、AWSの特徴は必要な機能を提供して、あとはユーザーの自由な構築に任せるスタイルです。

それを追走するのが、マイクロソフトの「Azure」です。
「Azure」は、まずは「AWS」が取りこぼしている自力でシステムを構築出来ないユーザーに対して、手厚いサポートで獲得していこうと動いています。
また、現状劣勢にある大企業を、今までの法人向けサービスの実績およびoffice等のサービスとの抱き合わせで、切り崩していこうとしていますが、Azureの市場シェアは約9%ほどと見積もられていて、AWSの3分の1にも満たない状況です。

グーグルもがんばっていますが、いまだにIBMより下回っていて劣勢は否めません。

現状では、アマゾン「AWS」の優位は動かず、それを追うのがマイクロソフト「Azure」で、グーグルは極めて劣勢です。

今のところアマゾンの独り勝ちですが、クラウド競争はまだ始まったばかりです。
クラウドの市場規模は現在の10倍の3,700億ドル~最大1兆ドル程度にまで拡大すると予想されていて、クラウド市場はスマートフォン市場に匹敵する巨大市場になるといわれています。


そして将来その覇権を握るのは、間違いなくアマゾン・マイクロソフト・グーグルのいづれかで、主導しているのは下記3人のキーマンです。

ウェルナー・ヴォーゲルズ:
アマゾンの最高技術責任者(CTO)であり、AWS事業の生みの親。
2014年に米ExecRank社が「最強のCTO」に選出するなど、クラウド業界で最も影響力のある人物として知られる。
オランダ・アムステルダム出身。57歳。

スコット・ガスリー:
マイクロソフトの実質的ナンバー2と目される人物。
クラウド&エンタープライズ部門を統括し、法人向けクラウド市場でAWSを猛追する。
Webアプリケーションフレームワーク「ASP.NET」の開発者として有名。41歳。

ダイアン・グリーン:
ヴイエムウェアの共同創業者・元CEOとして知られる著名な女性実業家。
グーグルの共同創業者ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンとスタンフォード大学院時代から親交があり、夫は同大学の著名なコンピュータ科学教授、メンデル・ローゼンブラム。
2012年よりアルファベットの取締役を務め、2015年よりグーグルのクラウド部門を統括する。61歳。

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(2017/02/21)ダウ平均: 20743.00、S&P500種:2365.38、日経平均:19381.44、ドル円:113.69

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