石油は将来枯渇するのか?

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将来、石油は本当に枯渇するのか?

いままで何度も、あと30~40年すれば石油は枯渇すると言われ続けてきました。

理由は、地球上に存在する絶対埋蔵量のうち、採算が取れる油田の「可採埋蔵量」を石油生産量で割った「可採年数」があと30年しかもたないとか、石油の生産のピークよりも中国やインドなど新興国の需要のピークの方が後にくるから枯渇してしまうとか。

そして、この"石油枯渇説"が"石油価格"ひいては"石油メジャーの株価"を支えてきました。

しかし、最近になって"石油枯渇説"が懐疑的になってきています。

その理由とは、
・シェール革命に代表される技術の進歩により、また開発現場が陸上から海洋へ移行したことにより「可採埋蔵量」が増加し続けていること。
過去の40年間、「可採年数」は常に30~40年で全然減っていなくて、今後も維持していくと予測されています。

・中国はすでに高成長から中成長にモデルチェンジし出していて、新興国の需要のピークが石油生産のピークより早まると言われ始めたこと。

・バイオマスやメタンハイドレート・燃料電池などの石油代替エネルギーの開発。

などがあげられます。

また、石油は生物の死骸からではなく地球の深部に大量にある炭化水素などが変化して湧き出たもので無尽蔵にあるという説も浮上しています。

まあ、無尽蔵説の真偽は定かではありませんが、第一次オイルショック(1973年)あたりから言われ続けて一向に実現しそうにない"石油枯渇説"は明らかにうさん臭く、その裏には、得をする中東の王族・石油メジャー・原子力関連産業・軍事関連産業がお金を使って煽っているということです。

"サウジアラムコ"の評価額が2兆ドルを大きく下回るかも?

上記記事に関連して、

サウジアラビアは上場を予定している国営石油会社"サウジアラムコ"の評価額が、2兆ドル(約225兆円)余りになるとの見通しを示しています。
これはアップルの時価総額を2倍にして、さらにアルファベットの時価総額を足したぐらいの額に相当します。

しかし、業界幹部やアナリストが明らかにした分析(石油埋蔵量やさまざまな課税シナリオの下でのキャッシュフロー予想に基づく)によると、アラムコの評価額は2兆ドルの半分にとどまるか、最低では5分の1となる可能性があるということです。

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会社規模の何%分を上場するつもりなのか、まだ分かりませんが、評価額が下がっても巨大であることには変わりありません。

上場した際には、既存石油メジャー株から移動する投資家も多数予想されます。

ちなみに、自分は今後ずっと資源関連株には投資する予定はありません!

と格好良く言い切りましたが、高配当バリュー株投資家にとって注目すべき銘柄は「エクソンモービル(XOM)」や「ウォルマート(WMT)」です。

超巨大企業で財務体質が健全で収益力に優れているにもかかわらず、人気がなく株価が低迷しているなんて、配当再投資戦略をとる投資家にとってまさに理想的です。

では何で投資しないのか?、それは・・・なんとなく好きになれないんです・・・・

人は弱い生き物で理性だけでは生きられないんです・・・・

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(2017/02/28)ダウ平均: 20837.44、S&P500種:2369.75、日経平均:19118.99、ドル円:112.167
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