ウォルマートvsアマゾン、もう勝負はついている

ウォルマート vs アマゾンの勝負はすでについている!

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実店舗 vs EC(eコマース)

ECにはない実店舗の魅力は、ブランドと出会い、ファンになる場所です。
ブランドを表現する力のある「商品」が並び、お客の気持ちを惹きよせ、高揚感を提供する接客のプロが必要になります。
そのような魅力ある実店舗は、ECの勢いにあってもちゃんと存在感を発揮しています。


しかし、そのような真に力のある実店舗は先進国にしか存在しません。
中国を含めた発展途上国には、質の高いサービスを提供できる実店舗がなく、単にモノを買うだけの場にすぎませんので、ECに圧倒されています。

そして、ウォルマートはディスカウントストアであり、ブランド・接客というよりは、価格で勝負してきた企業です。
よって、アマゾンの猛攻を真っ向から受けています。


アマゾンに奪われた便利さを除いてしまえば、価格であろうと、実店舗の魅力はショールーム的な存在意義しかないので近くに多くの店舗は必要ありません。
今後、ウォルマートは大量閉店の道をたどると思います。

現在は、ネットを使えない世代と生鮮食料品が実店舗を支えていますが、高齢者であろうとネットを使えない世代はどんどん減っていきます。

生鮮食料品もアマゾンは、全自動管理された工場で栽培し、そのまま直送するようなことをしてきそうな気がします。

いずれも時間の問題です。

ネット強化の道に未来はあるか?

そこで、ウォルマートは利益を大幅にまわして、「Jet.com」の買収をはじめネット強化のための投資を急速に進めています。

しかし、競い合う2位ならばまだ選択肢になりますが、圧倒的に差の付いたウォルマートの通販では到底太刀打ち出来ません。

その証拠に、ウォルマートは、アマゾンプライムと似た配送サービス「ShippingPass(シッピングパス)」を、サービス開始からわずか18か月後に廃止することを決めました。

「シッピングパス」は年会費49ドルとアマゾンのプライムサービスよりも、50ドルも安く設定していました。
しかし結局のところ、品揃えに圧倒的な差があり、かつビデオや音楽のストリーミング、写真ストレージなどの付加価値サービスを提供出来ない、価格でしか勝負出来ない企業だということを露呈しただけに終わりました。

ウォルマートに残された道は?

とにかく"低価格"で"送料無料"のみを望む消費者をターゲットにネットを強化し、実店舗とEC連携のベストミックスを探るしか残されていないと思います。

もう勝負はついてしまっています。


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(2017/03/17)ダウ平均:20934.55、S&P500種:2381.38、日経平均:19590.14、ドル円:113.297
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