オバマケアなんてどうでもいい! by トランプ

トランプさんはさっさと「オバマケア」を損切りし、気持ちは「減税」に向かっている!
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トランプ大統領は「オバマケア」の廃止を公約に掲げていましたが、廃案にするのが難しいと見るとあっさりと共和党指導部に取り止めるよう指示しました。

その理由は、ここで時間を取られると肝心の予算案審議に移れないからです。

分かり易く言えば、選挙の際つい口に出たどうでもいい「オバマケア」廃案にはさっさと見切りを付けて、本当にやりたい「税制改革」の方に照準を切り替えたということです。

今回の「税制改革」には5兆ドル規模の減税を盛り込むつもりで、これをトランプさんは一番やりたくて、共和党議員もウォール街も待ち望んでいます。

オバマケアさえ諦めてしまえば、予算で大きなウェートを占めるヘルスケアコストが固定出来る為、予算を立て易くなります。

予算さえ成立させてしまえば、財政調整法(Reconciliation Act)を利用して「税制改革」を強行出来るのです。

逆に言えば、税制改革法案は重要法案なのでアメリカでは60%の賛成が必要ですが上院での議員数が足りないので、財政調整法という強行手段を使わないと法案を成立出来ないということです。

そして財政調整法を利用出来る条件として、連邦政府予算の成立があるのです。

そういうことを見越しての「オバマケア」早期損切りの判断であり、市場もその動きを歓迎して小幅安で下げ渋りました。

この見切り・切り替えの早さはさすがビジネスで修羅場をくぐってきた評判通りといったところでしょうか。

しかし政権の準備も経験も不足している上に強行ありきで、予算の早期成立も税制改革も難航が予想されます。

そして、本丸の「税制改革」で失敗するとトランプラリーの株価上昇が、一転失望売りの株価下落に代わります。

早くても秋まではまだまだ綱渡りの政権運営が続きますので、ドル高も株高もお預けだと思います。

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(2017/03/25)ダウ平均:20596.72、S&P500種:2343.98、日経平均:19262.53、ドル円:111.329
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