バランスシート縮小でドル高が遠のく【ブログ開始2ヶ月】

"保護貿易"でFRBはバランスシート縮小を議論へ
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トランプ政権は対米貿易黒字国の通貨安を問題にしていることから、ドル高を警戒しています。

一方、オバマケアの代替法案を撤回し、次は税制改革に取り組むことを表明しました。

法案には"国境調整"が盛り込まれる見通しで、難航が予想されますが、自称「驚異的な」税制改革が可決されればドル高への回帰が予想されています。

ここで、FRBが利上げを進めていくと、当然さらなるドル高になります。

そういう状況の元、FOMC議事録によると、大部分の当局者がバランスシートの縮小開始につながる政策変更の年内実施を支持したそうです。

FRBが量的緩和で購入した国債は借金ではないので返す必要はありません。

そのまま保有していても経済が成長するに従い適正な水準に落ち着いていきます。
※バーナンキ前議長も縮小しなくても10年もすれば自然と適正化すると言っています。

それなのに、なぜFRBはバランスシートの縮小を議論しているのでしょうか?

答えはドル高になりにくいからです。

「利上げ」は短期金利に大きく反応しますが、「バランスシートの縮小」は長期金利に与える影響が大きくドル高になりにくいと考えられています。

イエレン議長は、バランスシートの縮小は10年債利回りを0.15%押し上げる効果があり、これは0.25%の利上げ2回分に相当すると言っています。

そこでドル高を招きかねない「利上げ」に替えて、同様の効果でドルへの影響がより小さい「バランスシートの縮小」を今後の選択肢として検討しているわけです


・トランプ政権の税制改革は難航・大幅修正が予想される

・4月中旬には米財務省から為替報告書が公表され円安修正圧力があるかも

・FRBは利上げではなくバランスシートの縮小でのドル高回避も選択肢に入れている


「ドル円は130円へ」などと簡単には円安ドル高にはならないし、利上げも2回までだと思います。

※今日でブログ開始からちょうど2ヶ月経ちました。
そのうちネタも尽きると思いますが、無理せずやっていこうと思いますので、今後もよろしくお願いします!

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(2017/04/11)ダウ平均:20658.02、S&P500種:2357.16、日経平均:18747.87、ドル円:110.580
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